マイホームのメンテナンス4つのポイント!

【Point 1】 ここ数年、屋根を見ていない?(年数から)
「ここ数年」と聞いて、みなさんはいつ頃までさかのぼるでしょうか?

日韓W杯が2002年で14年前、マラソンで高橋尚子さんが金メダル
を取ったのも15年以上前になります。 その頃よりも前に建てた(改修
した)家でしたら1度はメンテナンスをされていないと思わぬ事態になっ
ているかもしれません。

新築から10年、改修工事から7年がメンテナンスの目安です。ですが
昨夏の猛暑でかなり消耗が進んでいるしている屋根も少なくありません。

外観はキレイに見えても、傷みは始まっているかもしれません。
[あれから何年?]
 
【Point 2】 よく見るor手で触ってみる。(セルフチェック①)
・モルタルの壁の場合は小さな穴がポツポツと空いてしまったり、細かい
亀裂が入ったりするのでよく見れば、プロでなくともわかります。
・サイディングボードの場合は塗膜のはがれや膨れ、ヒビ割れが起きる
ことがあります。
また、手で触ってみたときに白いチョークの粉のようなものが付くこと
(チョーキング)があります。

このような症状を放置しておくと家の躯体(骨組み自体)まで傷んでしま
うことになります。
[壁から水が?]
【Point 3】 壁の継ぎ目[目地]を見る(セルフチェック②)
壁の継ぎ目(目地)には防水加工がされています。サイディングの場合
はボードとボードの間にゴムのような弾力性のある目地があり、気密性
と防水性を考慮された処理(シーリング)がされています。

この部分の弾力がなくなって隙間が開いたり亀裂が入ったりするとそこ
から水を含んでしまうことになります。壁が膨らんでしまうのは大半が
この水含みによるものです。

また屋根や壁の塗膜が水をはじいていないとやはり家の躯体が傷んで
きてしまいます。
シーリング加工
(防水処理)
 
 
【Point 4】 雨水の道について
台風などによる大雨で、突然の雨漏りと言うこともありますが、実際は
その前から「雨水の通る道」ができていることはよくあります。

天井やクロスに少しシミができていると気づいた時には柱の一部が
腐ってしまっていたり、梁を補強する工事となってしまい、結果として
【コストが高くつく】ことはよくあることです。

大切なのは早期発見です。
10年経たない周期でメンテナンスをしている家は結果としてコスト
をかけずに長く住めるのです。
※年数にかかわらず台風の後は瓦のズレ/破損のチェックも必要です!
[水の通る道が・・・]